Helios2+は、Factory Tough™ Helios2 ToFカメラの利点をそのままに、新たに2つのカメラ内深度処理モードを搭載しています。「ハイダイナミックレンジモード」と「ハイスピードモード」です。

このカメラの HDRモードは、複数の露光を位相領域で組み合わせ、高反射と低反射の両方の物体を含む高コントラストで複雑なシーンにおいて、完全で正確な奥行き情報を提供します。また、 高速モード では、1回の位相計測で奥行きを認識することができるため、撮影速度が速くなり、動体認識に対応した高いフレームレートを実現します。Helios2+は、Helios2と性能面・メカ的に100%の互換性があるため、既存のお客様にシームレスなアップグレードを可能にしています。

Atlas SWIRは、可視光から可視光領域外までの幅広い領域をカバーする広帯域・高感度のソニーSenSWIR 1.3 MP IMX990および0.3 MP IMX991 InGaAsセンサーを搭載し、ピクセルサイズは5μmと小型化を実現したセンサーを搭載したカメラです。Atlas SWIRは、コンパクトなFactory Tough™カメラで、保護等級IP67、PoE+に対応しており、広い動作温度範囲で優れた画質を実現する単段熱電冷却器（TEC1）を搭載しています。

短波長の赤外光で撮影できるこのカメラは、果物の検査や選別、赤外顕微鏡、半導体の検査、材料の選別など、より精度の高い産業用アプリケーションの世界を広げます。

ソニー提供の写真: 　短波長赤外光の吸収率の違いを利用した物質選別
（左：可視光、右：短波長赤外光）

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