
カナダ・ブリティッシュコロンビア州バーナビー – 2026年2月27日 – 産業用カメラの設計・製造を手がけるリーディングカンパニーであるLUCID Vision Labs, Inc.は、本日、RDMA対応の高性能10GigEカメラ「Atlas10 SWIR」の発売を発表しました。本製品は、Sony製5.2MP IMX992および3.2MP IMX993 SenSWIR InGaAsセンサーを搭載し、統合型熱電冷却機構により高画質化とノイズ低減を実現します。
Atlas10 SWIRは、可視光および短波長赤外(SWIR)領域の両スペクトルにわたり高解像度画像を取得します。3.45μmのコンパクトなピクセルサイズを備えたSenSWIRセンサーにより、優れた解像力と高感度を実現し、半導体検査、食品・農産物の選別、医療・ライフサイエンス分野のイメージング、材料識別、パッケージ検査などの用途に最適です。
Atlas10 SWIRは、連続稼働時にセンサー温度を安定的に維持する統合型熱電冷却(TEC)システムを搭載しています。温度を能動的に制御することで暗電流を低減し、画像ノイズを最小化。過酷な温度環境下においても、安定した高コントラストのSWIRイメージングを可能にします。本冷却システムは内部ヒートシンクおよび熱設計が最適化された筐体により支えられており、ケース温度-20°C~55°Cの範囲で信頼性の高い動作を実現します。
TECの工場出荷時の温度設定値は20°Cです。最高の画質を求めるユーザー向けには、設定温度を10°Cまで引き下げることが可能です。さらに、追加の放熱を行うための外部ヒートシンクを装着でき、Atlas10 SWIRカメラの購入時に付属しています。消費電力の低減を優先する用途では、TECを無効化することでシステム全体の電力消費を抑えることも可能です。
「Atlas10 SWIRは、高解像度Sony SenSWIR技術と高度な熱マネジメント、そして10GigE性能を融合した製品です」とLUCID Vision LabsのPresidentであるRod Barmanは述べています。「熱電冷却機構をカメラ本体に統合することで、速度や柔軟性を損なうことなく、厳しい産業環境下でも安定した低ノイズSWIRイメージングをお客様に提供します。」
Atlas10 SWIRは、防水・防塵、耐衝撃、耐振動、電磁耐性を備えたLUCID独自のFactory Tough™ IP67準拠設計を採用しています。10GBASE-Tインターフェースを搭載し、標準CAT6aまたはCAT7ケーブル(最長100m)を使用して最大1,250MB/秒のデータ転送を実現。フレームグラバーを必要とせず、システム統合を簡素化します。
Atlas10 SWIR RDMAカメラはGigE Vision 3.0およびGenICam規格に準拠しており、Arena Software Development Kitに対応しています。Windows、Linux 64-bit、Linux ARMオペレーティングシステム、およびC、C++、C#、Pythonの各プログラミング言語で使用可能です。
Atlas10 SWIRのASX033S-WC(3.2MP)およびASX053S-WC(5.2MP)モデルは、現在ご注文いただけます。詳細はSWIR製品ページをご覧ください。

