カナダ・ブリティッシュコロンビア州バーナビー – 2025年10月22日 – LUCIDは、2025年12月3日から5日まで横浜で開催される日本最大の最先端マシンビジョン技術展示会「ITE 2025(国際画像機器展)」に出展します。今年のLUCIDブースでは、高帯域幅、オンセンサーインテリジェンス、高精度3Dセンシング、そして産業用・組込みビジョンシステム向けの超コンパクト設計を実現した最新カメラを展示します。
高速ビジョン向け新型Atlas25およびTriton10カメラ
新しいAtlas25およびTriton10カメラのデモでは、10GigE/25GigEおよびRDMAによる高解像度同期撮影をご覧いただけます。ソニー第4世代Pregius Sグローバルシャッターセンサーを搭載し、優れた画質とコスト効率の高い10GigEおよび25GigE性能を両立。低遅延リアルタイム伝送とスケーラブルなマルチカメラ接続による高速検査を紹介します。

オンセンサーAIを搭載したTriton Smartカメラ
ソニーIMX501インテリジェントビジョンセンサーを搭載した新しいTriton Smartカメラは、センサー上でAI推論を実行し、PCやGPUを使用せずにリアルタイムで判断を行います。AIエッジコンピューティング向けに設計されたTriton Smartは、LUCIDのFactory Tough設計と組込みAI機能を組み合わせ、物体分類、欠陥検出、工程最適化などのタスクをエッジで実現します。
Helios2+ 3D ToFカメラによる物流の効率化
Helios2+ 3D ToFカメラシリーズは、要求の厳しい産業環境での24時間稼働に対応し、ロボット工学、3D検査、物流分野で優れた性能を発揮します。高度なマテリアルハンドリング、ピック&プレース、仕分け、パレット積み下ろし、体積測定などに幅広く対応。ソニーIMX556PLR DepthSense ToFセンサーとLUCIDの堅牢なIP67 Factory Tough設計を採用し、サブミリメートル精度とHDR性能を備えた高精度3D深度画像を実現します。

OEM統合向けコンパクトPhoenixカメラ
Phoenixカメラシリーズは、スタッカブルなボードレベル設計とモジュラーインターフェースを特長とし、さまざまなコンパクト構成を展示します。複数のマウントや筐体方向など豊富なカスタマイズにより、組込みビジョンやOEMシステムへの省スペース統合が可能です。
LUCIDの最新カメラデモはブース#D13でご覧ください。
12月4日13:00〜13:50、Annex Hall F201にて「EthernetとRDMAが切り開くマシンビジョンカメラの新たな可能性」というテーマで講演を行います。

